賃貸不動産

マンション(賃貸)の退去手続きを簡単に!初めてでも元賃貸不動産勤務での解約から退去までをお伝えします!

現在住んでるマンションを退去する事になったら退去手続きを簡単に済ませたいですよね!

引越しに慣れてる方でないと、解約手順が分からず手間がかかるかもしれません。


住みたい部屋を決めて申し込みをした時に
退去する時の時期手続きの事をお話するのですが入居して何年もたつと忘れてしまいますよね。

引越しは、色々と忙しくなるので要領よく準備を終えたいものです。

退去を決めたら、どういう手順を追っていくのが良いか分かりやすくお伝えします。

 

マンション(賃貸)の退去手続を簡単にするコツ!

 

基本的な退去の流れ
  1. 契約書を確認する。
  2. 貸主か管理会社に連絡をする
    引越し業者を手配
  3. ライフライン等を解約する連絡をする
  4. 引越し準備
  5. 退去立会い・鍵の返却
  6. 退去費用の支払い・敷金精算

管理会社によっては、鍵をドアポケットに入れるだけで終わる場合もあります。

どこへ連絡するの?

あなたが借りている部屋の貸主又は、管理会になります。

部屋の仲介してもらったところ(部屋を紹介してもらった賃貸不動産)ではないことがあります。

それは、仲介のみをしている賃貸不動産では、その部屋の管理を任されていないからです。

あなたが入居をしている間に困ったことがあったら連絡するところが管理している貸主又は管理会社になります。

仲介だけをしてもらった賃貸不動産に連絡をしても解約を受け付けてもらえないことがあるので一度、契約書を確認することをオススメします。

解約通知を一度、提出してしまうと基本的に撤回は出来ない為、次に入居するところが審査中でいつ入居できるか不明確だったり等、引越し先の時期が明確に決まってない場合は解約通知は引っ越しできることが決まってから出しましょう。

具体的な解約から引越しまでの手順を計画的に!

マンション(賃貸)の退去を決めたらする手順

契約書を確認する

 

どうして契約書を確認するの?

鍵渡しの時にもらった契約書には解約時期が記載してあります。

解約1ヶ月前までに連絡しなければならない」と明記してある場合がほとんどですが、2ヶ月前というところもありますので確認しましょう。

これは、これから解約通知を出した場合、最短で退去できる日(支払い家賃がかかる日)までのことなので、実際に支払い家賃がかかってしまいますが早急に退去した場合等、解約通知を出して一ヶ月以内でも退去立会いは可能です。

「退去は月末とする」という明記もあります。

これは、退去する時は月末に退去する(支払い家賃がかかる日)のみという明記もあります

ので、やはり契約書を確認しておきましょう。

※一ヶ月前と明記してある場合、一ヶ月より以前に解約通知を提出することは可能です。

ただし、一度出した解約通知は基本的には撤回ができませんので退去が確定の時に出したほ

うが良いです。

次に入る部屋の審査が不可で申し込みの部屋に入れない場合で解約を出してしまったという事も実際にありました

契約書には特約等の欄があり、違約金や退去の精算の事が記載されている事もありますの

で、そちらも確認しましょう。

貸主か管理会社に連絡をする

解約通知はどこへだすのか?

契約書に書いてある「貸主」または「管理会社」になります。

仲介のみを行った賃貸業者では解約通知を受け付けないところもあります。

マンション(アパート)によっては電話で受け付けてくれるところもありますが解約通知を

出すのが一般的です。

言った、言わないのトラブル防止の為にも解約通知は提出したほうが良いです。

解約通知が不明の場合はどうするの?

貸主又は管理会社に連絡をすればどうしたら良いか教えてくれます。

契約書と一緒になってる事も多いです。

解約通知は相手方(貸主又は管理会社)に届いてから一ヶ月後の解約となりますので郵便で

出す場合等は注意が必要です。

※メール・FAX等で送った場合は一度、届いた確認をすると確実です。

お時間があれば貸主又は管理会社に行き解約通知を、その場で記入しておくと良いと思いま

す。

引越し業者を使いたい時はいつ連絡するの?

次の部屋を決めた不動産屋さんでも提携している引越し業者がある事が多いので相見積をとってもらい納得できる業者さんを選ぶと良いです。

提携している引越し屋さんだと私のイメージではお値打ちにやってもらえる時が多かったです

解約通知をする時に持っていくもの

  • 印鑑(認印)
  • 通帳の番号のわかるもの(キャッシュカード等)

敷金精算をする時に返金口座が必要になり、解約通知書には記載欄があります。

ライフラインを解約する連絡をする

 

  1. 入居した時と同じ電気・水道・ガスの連絡先にする。
  2. 退去立会いの時に、設備の動作確認や照明をつけないと確認できない場合がありますので電気は立ち会い後に解約できるようにしましょう。
  3. インターネット等も連絡をして、原状回復ができるようにしておきましょう。
  4. 家財保険(保険加入者が解約手続きをします)・保証会社(加入者が解約が必要な事もあります】も解約の手続きをします。
  5. ガス会社は退去時は連絡だけで良いかもしれませんが、次の新居での入居時は立ち会いが必要になります。

※ガス会社の立ち会い時に保証金が必要な事が多いですので金額も確認しましょう。

 

引越し準備

立ち会い日時に合わせてスケジュールをたてる

退去立会いの日時は解約通知を出したタイミングで確定する場合と、後日に確定する場合があります。

もし、解約通知を出した時に日時が確定していなくて退去の一週間前になっても連絡がない場合は、貸主又は管理会社に連絡をして日時の確認をしてみてください。

退去の立ち会い時には、荷物は一切ない状態で行いますのでスケジュールに合わせて引越しの準備を進めましょう。

 

入居してからトイレ便座をシャワー付きに変更した場合のように、もともとついていた設備に原状回復をするのが一般的です。

エアコン・照明・ブラインドカーテン等も原状回復が基本ですが置いていける場合もありますので確認してもよいでしょう。

 

※引越しの粗大ごみ等は住んでいた処理施設へ出してください。
(マンション内のゴミ置き場では出せない事が多いです)

退去立ち会い・鍵の返却

 

退去立会いの時には、荷物の全てなくなった状態で通常は立ち会い業者と借主とで行いま

す。

法人契約など契約者と入居者が違う場合は、誰が退去立会いするのかを通知しておきます。

立ち会い時に、持っていくと良いもの。

  • 契約書
  • 入居時にチェックした部屋のキズ等のわかるもの(写真等)
  • 印鑑(業者と立ち会い終了後に修繕箇所の確認印が必要)

 

退去費用の支払い・敷金精算

鍵を返却した後は、退去費用の請求が貸主又は管理会社からあります。

退去立ち会い時に、その場で業者と立ち会い修繕箇所を話し合いで合意して印鑑をおす場合が多いと思います。

 

  • 退去立会いの時に修繕費用に納得が出来なかったり、法人契約等ですぐに費用
    が分からない場合は後日連絡があります。

 

  • 退去費用が入居時の敷金よりも少なかった場合は、預けた残りの金額が指定し
    た口座に返金されます。

 

  • 返金される時期は1ヶ月〜2ヶ月後になりますが貸主又は管理会社に確認するのが確実です。

 

  • 敷金を預けてない場合は実費を請求されます。

 

  • 敷金の代わりに修繕費(清掃費)等を入居時に預けた場合は退去費用に充てられる事が多いので契約書等を確認しましょう。それでも故意・過失により修繕費(清掃費)で足りない分は実費での支払いも追加されます。

まとめ

 

退去が決まったということは、次に入居するところも決まってますよね。

新居での生活準備がスムーズにできる為にも退去の手続きは大切です。

解約通知を出す

引越しの準備をする
電気・ガス・水道・インターネットのライフラインに連絡
引越し業者の手配

荷物の運び出し

退去立会い・鍵返却

退去精算(敷金精算)

この流れが簡単に行えるコツをお伝えしました。
解約手順は貸主・管理会社によっても、やり方が違う事がありますので分からない事があったら、こまめに管理会社と連絡をとるとトラブルも未然に防げます。

これからの新生活をより楽しくワクワクしたものにする為に退去も、立つ鳥跡を濁さず・・が良いですね。