いういう賃貸不動産に10年以上勤めていた事で、当たり前だと思ってた仲介手数料や初期費用の事ですが知らない人もまだまだ、いるので今回は初期費用の事を、ご紹介します。
突然ですが
「部屋を借りたことはありますか?」
大学進学の為に探しに賃貸に今まで住んだことがない方も初めて不動産屋さんへ行く人も多いではないでしょうか?
その次に多いのは同棲や結婚の為に初めてアパートを借りる若いカップルも方も多いですよね。
数ある賃貸不動産はどこで借りても同じなのか、私自身の仕事の経験と実際に賃貸に住んでた経験から、大手不動産を例に一番オトクな借り方をご紹介します
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初期費用、どこがぶっちゃけ安いの?
初期費用で一番金額が大きい部分は敷金、礼金です。
以前は敷金3ヶ月、礼金1ヶ月が当たり前という時代もありました。
今は初期費用を抑えたいというニーズもあり、初期費用を抑える工夫をしているところが多いと感じます。
どう工夫してるかと言うと、
敷金の代わりにクリーニング費(他にも違う呼び方もあります)で最初に家賃の1ヶ月〜2ヶ月分相当を契約時に支払うというものが多いと思います。
他の呼び方として、内装工事負担金や内装費分担金等があります。
じゃあ、今までの敷金3ヶ月はなんだったの?という事ですが、その分の負担は大家さんが負担している事になります。
そうなんです。昔は、借主さんから預かった敷金の3ヶ月を退去のリフォーム代に当てていたんですが今は必ずそう出来ない理由があるんです。
借り主側からは「初期費用を抑えたい」
貸主側からは「自分のアパートに住んでもらいたい」という
需要と供給の観点から、こういうクリーニング費等(以下クリーニング費と呼ぶ)を最初に支払うようになってきたと思われます。
契約時にお客様より、お預かりしたクリーニング費は家賃と一緒に貸主のもとににいきます。
ここで、大家さんと貸主の違いについて少し補足します。
これから説明する貸主とはアパートやマンションを所有してる人とは限らないからです。
一般に大家さんと言われると物件の所有者や決定権者です。
でも、貸主という表現は物件の所有者とは限らないこともあるんです。
例えば、所有者は個人の鈴木さんだとしても、貸主は大東建託さん等・・
これは、鈴木さんの所有の建物を大東建託さんに転借(いわゆる、また貸し)をしているような場合には貸主は所有者とは限らないという事です。
こういった所有者と違うことはよくあります。
ですので、仲介業者も契約のしやすさだけであれば、初期費用が安いほうが良いのです。
敷金・礼金の無い物件を多く扱ってるのはどこ?
最初に始めたのはミニミニさんがスーパーくんという商品名で出した物件の初期費用はお値打ちでした。
ミニミニさんグループはスーパー君やエース君等あり、敷金・礼金・内装費(クリーニング費)さえゼロという物件もあります。
今は、大手の大東建託さんの物件も敷金の代わりに清掃費に代わりました。
他にもエイブルさん等、大手不動産業者も大家さんに交渉等をして敷金を減らして初期費用を抑えるように工夫しているみたいです。
そうなると初期費用が安くなるのは・・・
敷金・礼金・クリーニング費が不要の物件が。
敷金・礼金の代わりにクリーニング費を多く扱ってる業者という事になりますよね。
忘れていませんか?仲介手数料が出ることを・・
初期費用は敷金や礼金の他にも仲介手数料もあります。
仲介業者に部屋を紹介してもらい成立すれば、仲介手数料が必要になります。
その仲介手数料が安い業者は仲介手数料がいつも半額の
エイブルさん
ミニミニさん
エイブルさんは、それにくわえて
学割と女子割をしていますので
例)学生の女性が5万円の部屋を探した場合
通常→27,000円
学割・女子割(ダブル割)→21,600円
差額は5,400円なのでかなりお得です!
※直営店のみ半額・女子割・学割ですのでフランチャイズ店では手数料が違います。
ちょっと待って!それだけじゃない初期費用の秘密
まだ、まだある、初期費用を安くなるカラクリをご紹介します。
先程までは、敷金・礼金が無い物件が安くなるとお伝えしました。
そして、不動産業者に入る仲介手数料が安い業者があるとお伝えしました。
他に、初期費用の中には何があると思いますか?
家賃・管理費(共益費)・駐車場のこれから契約者が毎月支払っていく家賃等があります。
他にも保証会社を使用すると保証会社の初回費用や場合によっては月額保証料が必要になります。
※保証会社とは連帯保証人は不要で代わりに家賃滞納等をした時に代弁して家賃等を支払ってくれる会社です。連帯保証人は不要ですが緊急連絡先は必要になります。
他に、火災保険や消毒費用はよく聞くと思います。
家賃をおまけしてもらえることもある?!
初期費用の中には家賃を最初2ヶ月分相当も入ってます。
それはなぜかと言うと、次の支払いの引き落としに間に合わないこともあるためです。
どういう事かと言うと、自分の指定した口座から引き落としされる事が多いと思います。
金融機関に書類が不備なく到着してスムーズに引落が開始するためには時間がかかります。
そのために、初期費用の中には契約始期(鍵を貰える日)から2ヶ月分相当の家賃が最初に必要になることが多いんです。
でも家賃と言っても管理費(共益費)や駐車場もありますよね。
それがおまけしてもらえることもあるんです。
そうなると、また初期費用は負担が減ります。
それは、物件によりますがフリーレント(家賃をある期間だけ免除してくれるというもの)です。
そういった物件はそう多くはありませんが、交渉次第で仲介業者が貸主に交渉してくれて多いときには1ヶ月相当タダになっちゃった!なんてこともあるんです。
だた、それは人気のアパートやマンションだと難しいので空室期間が長いところは交渉の価値はあると思います。
そして、「家賃自体を安くしてもらう」です。
交渉により1,000〜3,000円を最初の家賃金額から値引きしてもらえることもあります。
これから何年か住むと思うと、この値引きも嬉しいですよね。
他にも安くする方法があります
火災保険はアパートやマンションに入ったら必要になると思います。
それは、火事を起こしてしまったら物件の所有者から損害賠償をされるからです。
ですので必ず入らないといけないですが、不動産業者によって値段も色々あります。
2年間一括のものや、月々支払うもの等。
初期費用の面では月々支払うものの方が安く抑える事ができると思います。
他に、消毒費用や鍵交換代等。
業者によって、必須項目になっているところもありますがオプションになってるところもあります。
まとめ
一言に初期費用を安くするには、この業者に行けば安くなる!とは言い切れないですが最初にどんな費用がかかるのかを把握しておくことも知識として頭に入れておいて損はありません。
そして、仲介手数料は決まってますのでどこが安くなるのかは把握しておいた方が良いかもしれませんね。
自分が住みたいアパート・マンションをその不動産屋さんが扱ってない場合もあるのでそれは一度聞かないと分からないこともあります。
- 初期費用の大きな金額を占める、敷金・礼金が無い(代わりにクリーニング費等という名目が多い)物件が狙い目。
クリーニング費も退去時に実費精算も無い物件も安くなる。 - 必ず必要な仲介手数料。通常は1ヶ月が多いが半額や学割や女子割を取り入れてる不動産もある。 ネットでは仲介手数料不要やキャンペーンなどで後で
お金が戻ることもある。 - 連帯保証人不要の物件は保証会社に支払うお金もあるので連帯保証人の方が安くなる。
- オプションで選べる火災保険や消毒費用等の関連商品を比べる。
- 初期費用が安くなっても月々が意外とかかる場合もありますので実際に見積もりを出してもらい比較検討することをおススメします。
最後までお読みくださりありがとうございました。