人間にも思春期も有り、反抗期もありますよね。
ワンちゃんにも人間のように反抗期があり、自己主張することもあるのでしょうか?
我が家の困り事は「今まで決まった場所で出来たトイレが急に出来なくなってしまった」
ところから始まりました。
最初は、我慢できなかったのかな?と勝手に人間の思い込みで見てたんですが、毎回トイレを外す。
「ここで?」というところに、う○こがしてある・・・今までしたこと無いのに・・・
こんな些細な事ですが、ずっと出来てた事が急に出来ないのは犬の事情があるに違いありません。
わんちゃんの気持ちを人間が少しでも理解したら、愛犬の問題行動が直るのではないかと思い犬の本音に迫りたいと思います。
Contents
プードルの学習能力
子犬の時は可愛すぎて許しちゃうこともあるワンちゃんのワガママ。
しかもプードルは賢い!
堂々の第一位はボーダー・コリーに譲ってますが、2位にプードルがランクインしてます。
プードルは高い知能をもった犬種でエネルギッシュで社交性に富んでいます。
記憶力・学習力が高いのでしつけもしやすいですし、初心者さんでも飼いやすい犬です。
実際、うちの愛犬が子犬の時には、トイレも早く覚えるし、社交性もありコミュニケーションもとれるのでしつけの先生にも、すぐに打ち解けて課題をこなしていきました。
わんちゃんがいる家でのあるあるネタ
ところが、大人になってきたら、ある時期を境に急に落ち着きがなくて全然、言うことを聞かなくなって来たんです。
それは、実は飼い主の私の方に問題がありました。
可愛さのあまり知らず知らずのうちに子犬の好奇心のままに行動をとらせてたみたいです。
ワガママも1年過ぎてくると力も強くなり、いろんな場面で困り事が増えてきます。
- 散歩がマイペースすぎる
- 気を引く為に、トイレシート以外でする
- おやつをくれるまで吠える
- おもちゃで遊んでると急に興奮!噛みつかれた、唸ってる・・
- カフェに行くと落ち着きがなくほかの犬に吠える
どうしたら、落ち着いて言う事を聞いてくれるワンちゃんになるか。
犬の本能の基本を知って愛犬に誤解を与えていないかチェックをして、少しずつ愛犬と楽しく生活できるようにして改善して行った体験をシェアします。
犬の世界のリーダーの基本とは
本来、犬はリーダーの指示に従う集団生活を営む動物というのをご存知の方も多いと思います。
だからといって犬のリーダーにはそうそう、なれるものでもありません。
まずは、犬界のリーダーの基本を知ってワンちゃんが、どう思ってるかを知りながらリーダーになって愛犬が安心できる飼い主さんになりましょう。
こんな事をして知らない間にリーダー失格になってるかも?
【1】主導権は誰? 群れのルールを決定するのはリーダーと思ってます。
<散歩編>
【質問】散歩の時はこんな事をしていませんか?
- 散歩の時間はワンちゃんが吠えるのを聞いて、散歩に行く。
- ワンちゃんが散歩のときに飼い主の前を歩き、歩きたい方へ行かせる。
- 散歩中、他の犬のおしっこの匂いを嗅ぎ放題。
- 散歩中も、リードをグイグイ引っ張って歩く。飼い主さんが連れて行ってもらってる?
【改善方法】
愛犬に吠えられて(催促されれて)散歩に出かけることにより、散歩の時間を決めたのは犬の方という事になってしまいます。
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散歩コースや時間も飼い主さんの主導権で決めましょう。
吠えてる時は、一度オスワリやマテ(ステイ)などをさせてから出かけると良いです。
リードは短く、歩く速度はテンポよく
<遊び編>
【質問】
- 愛犬の好きなおもちゃをくわえてきたので、そのおもちゃで遊んであげる。
- ボールを投げたらとって来ないので飼い主が取りに行きまたボールで遊ぶ。
- 飽きるまで遊ぶ
【改善方法】
愛犬がおもちゃで遊んでほしいとおもちゃを咥えてもってくるのは可愛いですよね。
でも、それは愛犬が遊びの主導権をとっていることなんです。
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そんな時は、遊びの開始と終了の時間を飼い主さんが決めて遊んであげると良いです。
うちのワンちゃんも、おもちゃ箱から気に入ったおもちゃをくわえてくる姿が可愛くて愛犬の言いなりでした。
おもちゃは犬の届かない場所で管理して遊んであげる時間に飼い主さんがおもちゃを貸してあげてるくらいの感覚のほうが良いのです。
【2】抱っこの仕方で攻撃的?安全を確保するためにソファの上で見張り番
<抱っこ編>
【質問】
- ワンちゃんを抱っこする時、飼い主より高い位置で抱っこをする、肩乗せ抱っこしまう事ありますか?
【改善方法】
これを繰り返しすることで勘違いをして攻撃的になる場合もあります。
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抱っこの正しい仕方は身体とおしりを安定させて(足がのびたままだと腰が悪くなります)
飼い主さんの身体にくっつけてあげると安心すると思います。
<高い位置から見張り番編>
【質問】
- 室内ではソファやドックランでは少し高めの場所に上がって安全を確保してませんか?
【改善方法】
私はこの情景をドッグランで見た時、平均台の上にスイスイのって運動神経がよくて賢い犬だと喜んでました。
でもワンちゃんによっては、その状況を放置し続けると下ろそうとした時に怒るようになってしまう場合もあります。
犬は環境に不安があると高いところに上がって安全確認しているのです。
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ワンちゃんが安全を確保したいためにしている行為なので、家では野放しにして不安にさせせないようにする、。
具体的には屋根付きの巣穴(クレート)を用意してこの中は絶対に安全なんだと感じさせてあげる事が大切です
<飼い主さんのうえを踏み台編>
【質問】
- 飼い主さんが横になってるところを踏んで横断
- 飼い主さんの上にのってお昼寝
【改善方法】
飼い主さんをリーダーと見てたら身体の上には登らないですよね。
リーダーとしてみていたら上には登らず、足元やサイドにつくようになります。
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可愛いけどやめさせましょう
【3】先導したい 先頭に立って群れを率いる
<玄関編>
【質問】
- 散歩など、玄関から出るときに真っ先に飼い主より外へ飛び出す。【改善方法】
先導権で勘違いしてしまう原因と道に飛び出してしまったら事故にもあう危険性があります。
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「待て」をさせて飼い主さんが先に出るか、抱っこして玄関からだします。
【4】物に対する優先権 物に対する独り占めする権利
<おもちゃ編>
【質問】
- 気に入ったおもちゃを独り占め。
くわえて離さない。取ろうとすると唸ることありますか?
【改善方法】
おもちゃなどを独り占めして良いとか返さなくてよい等、自分の関心のたかいものを抱え込むことで自分が優先する権利を示している場合もあります。
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おもちゃは出しっぱなしにしない
遊びの時間は飼い主さんが決めある。
愛犬におもちゃを与えて終わったら必ずしまいましょう。
おもちゃの管理は飼い主さんと思わせることが大切です。
【5】食事の優先権 食事のルールを決める権利
<食愛犬事編>
飼い主さんの食事の前に愛犬の食事の時間。
わんちゃんが吠えるから食事を与える
<おやつ編>
食事を終えてるのに、かわいいしぐさでおねだり。おやつを、ついつい与えてしまう。
【改善方法】
時間がない時や人間の都合でワンちゃんの食事の時間もバラバラになったり、かわいい顔でおねだりされるとあげちゃいます。
例えば、食べたがるからといって愛犬が要求するままに食べさせることがワンちゃんの中で好きなものを食べても良いと勘違いして普通の食事を食べなくなり、より濃い味のものを飼い主さんがくれるのを待つようになってしまいます。
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ワンちゃんの食事は飼い主さんが食事のルールを決めていることが大切で明確にすることが大切です。
まとめ
- プードルには反抗期は生後5ヶ月〜7ヶ月頃(5才〜12才)頃。警戒心が強くなったり、反抗的になる時期があります。好き嫌いが出始めるの時期でもあります。今まで平気だった音や犬や人に警戒したり、わざと飼い主さんの反応を伺う為に反抗的な態度をすることもあります。
- 愛犬は私達家族のことを群れのなかで、リーダーの資質があるのかどうかを見ています。
- 私達、人間には何気ない行動も、ワンちゃんは見ています。
- ワンちゃんが本能的にもってる群れでの中で優先する権利(5つ)を理解してあげる事。
- それによって飼い主さんをリーダーとてみなして愛犬が精神的に安定して楽しく暮らせる
- 犬社会では一度リーダーと思っても、絶対的な階級制ではないので常に犬は立場を確認しています。
特に、プードルは頭脳派のワンちゃんなので根負けしないようにしたいですね。