犬の寿命は、ここ30年程で寿命が10年くらい伸びてるそうです。
ドックフートの普及によっても犬の寿命が伸びている原因だと思います。
私が子供の頃に飼ってた犬は番犬で外で飼っていました。
ご飯もドックフードではなくて人間の食べ残しだったり味がついたものを、そのままあげているのが普通でした。
それに比べて、今は室内で一緒に暮らす事が一般的で犬に与えるご飯は人間よりも安全なものをあげたいという人が増えてドックフートも色々なものがでてきました。
どれを選んだら良いか迷うほどですね。
うちでは子犬の頃にはペットショップで勧められた同じドックフートだったんですが成犬になってきて体重が増えた時があったりしたので色々試しました。
こちらのドックフートは、上記の記事でもある必要栄養基準をみたしているn【AAFCO基準】のドックフートになりますのでよければご確認下さい。
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ドックフートや犬のおやつ等、可愛い愛犬に多めにあげてしまうこともあります。
寿命が伸びたぶん、人間と同じように色々な持病にかかる犬も増えました。
私は犬を飼ったのをきっかけにホリスティックケア・カウンセラーの資格をとりました。
そして愛犬が歳をとって持病をもったとしても、その子にあったケアをして一緒に楽しく暮らしたいと思っています。
Contents
持病のある犬に与えてはいけない!
持病がある犬には、病気を悪化させかねない成分が入ってる食物があります。
うっかり与えてしまわないように覚えておくと便利です。
※病態により異なるので獣医師さんに一度確認してみて下さい。
消化器系の病気
消化器系の病気・・胃腸に刺激を与えたり、長く胃腸にとどまるような食品は消化器症状の改善を遅らせてしまったり、悪化してしまう事もあります。食物繊維や脂肪を多く含む食品も避けたほうが良いです
NGな食品例・・生キャベツ・野菜類・豆類・いも類・牛肉・豚肉・ラム肉・鴨肉・牛乳・パン・クッキー等
腎臓の病気
腎臓病はリンの多い食事が病態の悪化に影響して寿命を縮めてしまいます。
肉や魚のほかにはカルシウムを多く含む食品にもリンが多く含まれる為に注意が必要です。
NGな食品例・・・煮干し・いわし・するめ・ししゃも・脱脂粉乳・チーズ・干しエビ・高野豆腐・卵黄・レバー・ごま等
皮膚病(食物アレルギー)
アレルゲンとなる食品を与えない。
わからない場合は獣医さんに聞く。
なるべく人間の食べ物は避ける。
軟便や下痢を生じやすいたんばく質や脂質を多く含む食品に注意。
NGな食品例・・・高脂肪の肉(牛・豚・ラム・鴨等)・パン・クッキー(洋菓子等)・牛乳
心臓の病気
ナトリウムの過剰や肥満が病態を悪化させてしまう原因になる。
心臓病用の食事を利用して栄養バランスのとれたものをあげたいです。
適正体重を維持するような食生活が必要。
NGな食品例・・・ハム・ソーセージ・ベーコン・スモークサーモン・ビーフジャーキー・お菓子やインスタント麺
ガン
ガンは現状が維持できる食事を獣医さんの指示にしたがって与える。がん細胞はグルコースを利用して増殖するため甘い味のものは特に気をつける。
NGな食品例・・・砂糖を含むもの・ご飯・パン
肝臓の病気
肝機能を改善するために肝臓の負担を減らしてあげる。
それと同時に肝機能を回復させることが大切。
特に高脂肪食も悪化になる。
NGな食品・・・レバー・うなぎ・しらす・鮭・煮干し・さんま・マグロ・干ししいたけ・添加物の入った加工食品
膵臓の病気
膵臓病を患ったことのある犬は低脂肪食を続けることが大事。
高脂肪食品は与えないようにしたいです。
NGな食品例・・・ひき肉・卵黄・豚バラ・ベーコン・ハム・ソーセージ・洋菓子
犬に食べさせてはいけない食べもの
こちらの表の食べ物は犬には絶対に与えてはNGなものです。
調理している時に床に落ちてしまう事もあるので気をつけたいですね。
ネギ・玉ねぎ・らっきょう・にんにく等 | ネギに含まれる物質に貧血や血尿を起こします |
チョコレート・カカオ・ココア | 下痢・嘔吐・呼吸困難などの中毒症状をおこす。最悪の場合死亡する |
こしょう・わさび・七味などの香辛料 | 胃に負担がかかり下痢になる |
鶏の骨 | 縦にさけて内蔵にささってしまう |
イカ・タコ・貝類 | 塩分が多く消化しにくい為、下痢や嘔吐する |
ぶどう レーズン | 嘔吐や下痢、水をたくさん飲む、多尿または尿が出ない、腎臓の痛み。 |
与えても大丈夫か迷った時の見極め方3つのポイント
犬にドックフート以外を与える時に迷ったら、この3つを思い出して下さい。
- 与えて良いのは素の食材
犬に与えて良いものは基本的に素の食材です。
食材をそのまま与えるか、加熱するだけにします。 - 人の嗜好食品は犬には毒
人間が飲む飲料水には、カフェイン・糖分・塩分・刺激物が入っています。
高脂肪のお菓子も犬は膵炎を招くおそれがあるので与えないほうが良いです。
嗜好品の多くは犬には有害なだけです。 - 心配ならあげない
少しの量ならいいかな?って思っても長期的に与えたことによって健康障害の原因になる事もあるので心配なら与えない。
中毒性がなくても量によっては下痢や嘔吐をするので与えないほうがよいです。
まとめ
大事な家族の一員ですが犬は人間とは食性がちがいます。
基本は肉食です。動物性たんばく質を豊富に含んでいる食事を与えてあげたいですね。
私はこの犬の食べてはいけないものを食べさせてしまって、とても反省してる事があります。
餃子を作ってテーブルに置いてあったんですが目を離したスキに椅子からテーブルにのって餃子を8個食べてしまった事がありました。
びっくりして、獣医さんに連絡をして処置をしてもらいました。
全部吐かせたので犬の体にも相当負担がかかったと思います。
量も買い物袋いっぱいになってしまったのをみて、犬はあればあるだけ食べてしまう事もああるので飼い主が気をつけることが本当に大切だと思いました。
私の記事を読んで少しでも愛犬に与えてはいけないものを避けれたら良いと思ってます。